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生まれつきの障害ですが
子犬のうちはわかりにくいことが多いです。
肝臓の機能が著しく低下して
成長障害をおこす肝臓の病気です。
消化器と肝臓をつないでいる
血液の管が成長段階で
形が変形（奇形）となり
肝臓に十分な血液を送ることができなく
なり発症する病気です。
肝臓は体のなかにはいってくる
毒物を無毒化する機能の
臓器です。
これがうまく機能しないと
アンモニアの血中濃度があがり
成長に異常をきたしたり
脳の神経をやられることもあります。
手術により改善できるので
早期の手術をおすすめします。
その後は投薬とともに
肝臓の働きを血液検査で
確認しながら肝機能の
正常化をめざします。
ミニチュアダックスなど小型犬に
なることがありますので
成長期はとくに気をつけてみましょう
子犬のうちは元気そうでも
成長していくうちに
門脈シャントだけでなく
膝蓋骨脱臼、股関節形成不全、パテラ
など成長時に病気として
発症することがあります。
ペット保険などに加入しておいて
いざというときに備えます。